「広島ゆかりのアニメーション2025」上映会~被爆80周年記念事業、ひろしま国際平和文化祭コラボイベント~

毎年夏に、広島とアニメーション、平和を考える機会を作りたいとの想いで、広島市映像文化ライブラリーと共催して始めたこの企画も8年めになります。
第1回(2018年)☆ ☆第2回(2019年)☆ ☆第3回(2020年)
第4回(2021年)コロナのため中止☆ ☆第5回(2022年)☆ ☆第6回(2023年)
第7回(2024年)

広島市の被爆80周年記念事業、ひろしま国際平和文化祭コラボイベントとして実施!
漫画家・中沢啓治の原作による被爆を語り継ぐ2作品を上映します。

広島ゆかりのアニメーション2025チラシ(表)サムネイルこの上映会は2018年から開催し、アニメーションに描かれる広島の人々や街の姿を見つめながら、広島とアニメーションの関わりを再発見してきました。
この夏、広島は被爆80年目の年を迎えます。
今年は被爆80周年記念事業、ひろしま国際平和文化祭コラボイベントとして、中沢啓治先生原作の被爆体験をテーマとした2作品『黒い雨にうたれて』(白土武監督、1984年)、『クロがいた夏』(白土武監督、1990年)を上映します。

『黒い雨にうたれて』は、原爆投下から30数年後の広島で、幼い頃に被爆した岩田武司が営むスナックに集まる被爆者たちを描くもので、戦後もなお続く被爆の問題を考えさせられる大人向けアニメーションです。被爆二世の若者・滝村順二の声を西城秀樹が演じることも注目です。『クロがいた夏』は、いつの時代にもある子どもたちと子猫のふれあいを描き、そこにふりかかる悲しみを共感しながら観ることができます。
広島市映像文化ライブラリー移転のため、爆心地に近い今の建物での上映は今回までです。ぜひ足を運んでみてください。

開催概要

【上映日・時間】2025年7月25日(金)・ 26日(土) 両日①10:30~ ②14:00~ ③18:00~
【上映作品】7月25日(金)『黒い雨にうたれて』/7月26日(土)『 クロがいた夏』
【会場】広島市映像文化ライブラリー(広島市中区基町3-1)
【鑑賞料】大人510円、シニア(65歳以上)250円、25才以下無料
【共催】NPO法人広島アニメーションシティ、広島市映像文化ライブラリー

★[U25]広島市映像文化ライブラリー7~9月の上映は25歳以下の方は鑑賞料が無料です。

「広島ゆかりのアニメーション2025」の作品は、広島の“まちなか映画館”による平和関連映画の連携上映のひとつとして上映されます。被爆80年の夏、広島のスクリーンで平和への思いを新たにするために、広島のまちなか映画館4館-八丁座、サロンシネマ、横川シネマ、広島市映像文化ライブラリーが連携し、新旧50本以上の平和関連の映画を上映します。
広島での映画鑑賞を通して、平和を考える夏に!

プログラムと作品紹介

■7月25日(金)
『黒い雨にうたれて』
1984(昭和59)年 ゲンプロダクション、土田プロダクション 94分 カラー 35mm
監督/白土武  原作/中沢啓治 
声の出演/西城秀樹、島村佳江、大林丈史、政宗一成
中沢啓治の原点ともいえる劇画をもとにした大人向けのアニメーション。原爆投下から30数年後の広島で、幼い頃に被爆した岩田武司が営むスナックに集まる被爆者たちを描く。

■7月26日(土)
『クロがいた夏』
1990(平成2)年 ゲンプロダクション、中国放送 67分 カラー 35mm
監督/白土 武 原作/中沢啓治
声の出演/田口悦子、小刀将弘、中島ゆき、矢田耕司
伸子と誠のきょうだいは、カラスにおそわれていた子猫を助け、クロと名づけて育てるが、8月6日の原爆はクロの命も奪う。子どもたちと子猫の姿を通して平和への願いをこめたアニメーション。

※当日の上映分数は、ここに掲載したものと多少異なる場合があります。
※上映開始30分後からの入場はおことわりします。

【お問い合わせ】広島市映像文化ライブラリー
■TEL 082-223-3525
■開館時間:火~土曜日 午前10時~午後8時(日曜日、祝日、8月6日は午後5時まで)
■休館日:月曜日(8月6日と祝日は開館)、祝日の振替日、12月29日~1月4日

【チラシダウンロード】
「広島ゆかりのアニメーション2025」チラシ(表・裏)軽量版(PDF/1.24MB)
「広島ゆかりのアニメーション2025」チラシ(表・裏)高精細版(PDF/3.62MB)

広島ゆかりのアニメーション2025チラシ(表) 広島ゆかりのアニメーション2025チラシ(裏)