【イベント紹介】石見のチカラ展 – 浜田市世界こども美術館

県外（島根県浜田市）で開催されるイベントですが、その地域出身のアーティストにスポットあてる企画、メカニックデザイナー山根公利さん、水木しげる初代チーフアシスタント佐々岡健次さんも出展という、HACの活動趣旨にも通じる大変興味深い内容ですので、ご紹介いたします。
石見のチカラ展
【日程】2021年6月5日（土）～7月11日（日）
【開館時間】9:30～17:00 （最終入館16:30まで）
【休館日】毎週月曜日
【会場】浜田市世界こども美術館（島根県浜田市野原町859-1）
　　　　5-4階 企画展示室、3階コレクション室
【主催】浜田市、浜田市教育委員会、
　　　　公益財団法人浜田市教育文化振興事業団
【協力】サンライズ、惠木舞工房 惠木勇也、
　　　　simane-worldwide-planning
【観覧料】一般300円／高校・大学生200円／小・中学生100円
★詳しくは美術館サイト▷http://www.hamada-kodomo-art.com

石見地方（島根県大田市以西）出身の第一線で活躍中のアーティストにスポットをあてた企画展。
メカニックデザイナー山根公利さん、水木しげる初代チーフアシスタント佐々岡健次さん他、 絵画をはじめ、写真や彫刻、イラスト、絵本原画など、様々な芸術分野の“チカラ”溢れる作品を一堂に紹介。

国際的な評価も高い『カウボーイビバップ』、『天空のエスカフローネ』『機動戦士ガンダムSEED』『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』（’21/6/11全国公開）などを手がけた山根公利さんの展示室では、イラスト、企画書、設定画、セル画、色指定票、プラモデルなどの貴重な展示や、2018年にパリで行われたJapanExpo カウボーイビバップ20周年イベントでの山根さんのトークショー・ライブドローイング映像も見られるとのこと。
アニメのメカはカッコいい！プラモデルや超合金が欲しい！と憧れる存在です。画面で見るカタチや動きの向こうに、メカが動作するテクノロジーや、そのテクノロジーを生み出した世界はどういうものなのかといった、作品・物語の世界観を支える仕事が存在します。アニメ作品がどのように作られるか、日本アニメを育んできた仕事の一端を垣間見ることができる滅多にない機会です。
　

また、多彩な芸術分野の作家が出展する協奏展となっていることから、観覧するまで知らずにいた作家や作品と出逢うことのできる素晴らしい機会ともなりそうです。山根さん展示室の隣には絵本作家みはしたかこさんの展示スペースがあり、手前に絵本の世界、その向こうにメカニックの世界が存在する不思議で多彩な展示を楽しむことができそうです。
（左写真は展示準備中の様子）
【出品作家】（敬称略）
　天野勝栄・石本 正・江川安夫・大谷安夫・片岡春江・小河三郎・近藤隆夫
　佐々岡健次・佐々木信平・佐田尚穂・清水光夢・新宅 梢・千金貫事・椿 勝弘
　寺井壽一・寺尾 堂・永尾和子・橋本明治・日野原克磨・平坂常弘
　松田 淳・松谷敏秀・みはしたかこ・宮本政俊・山根公利・和崎正美

広島からは浜田道を使って車で1時間半ほどで行ける場所、この機会に一度訪れてみてください。

こういった地域出身・在住の多彩なアーティストを一同に取り上げる美術展を、広島でも開催していただきたいです。広島の美術館に期待します。

★新型コロナウィルス感染症対策についての注意★
ご自身がお住まいの地域の感染状況を確認いただき、十分な対策をした上で、美術館サイトの注意に従って観覧してください。
美術館入場までの流れ：手指消毒→検温→連絡先の記入→受付　※小学生以上はマスク着用

《参考》浜田市世界こども美術館は、建物も美しい素敵な美術館です。
設計者・高松伸氏サイト▷http://www.takamatsu.co.jp/projects/details.php?id=94

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